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Never Alone(ユニティ・ゲームズ・ジャパン) [プレイステーション4]

さてさて、
今年もどらおのゲーム部屋が選ぶ
ゲームオブザイヤーの季節がやってまいりました。

ついこの間までは
PS4版ディアブロ3で決まりかなと思っていたのですが
最後の最後で本作を推すこととなりました。
新規タイトルを重んじるという当サイトの方針が
それを後押ししたようにも思います。

というわけでこの「Never Alone」、
アラスカを舞台にして
イヌピアットの少女とホッキョクギツネのコンビが織りなす
2D横スクロールタイプの
アクションパズルアドベンチャーゲームです。

Never Alone2.jpg

大昔に地理で習った記憶によると
北極圏で暮らす先住民といえば
エスキモー、イヌイットなのですけども、
もうちょっと狭いくくりというか
アラスカに暮らしている人々が
イヌピアットなのだそうです。

Never Alone6.jpg

このゲームを遊び始めてまず驚いたのが、
ポイントごとに解除されるムービーによって
文化的背景を知るというプラスアルファがあり、
そこでは教育テレビやBS1、ディスカバリーチャンネルあたりの
プログラムのようなといいますか、
自分が少年時代よく行っていた万博跡地(大阪府吹田市)にある
国立民族学博物館所蔵のビデオライブラリを彷彿とさせる
インタビューと実写を交えたドキュメンタリー映像で、
イヌピアットとアラスカの自然にまつわるあれこれを
教えてくれることです。

Never Alone3.jpg

そう、
ゲームの背景について学ぶ教育的な側面も持っているんですね、
この作品。
あまり知られていない題材を使ったゲームのフォローとしても
よいやり方なんじゃないでしょうか。
とはいえゲーム歴の長い人間としては
教育の絡んだソフトにあまり面白いものが無かった
(脳トレくらいから変わってきた)ことを
ふと思いだしてしまったりもするのですけれど、
そこは心配ご無用。
なんせマイゲームオブザイヤー受賞作ですから。

Never Alone4.jpg

白クマから逃げていた少女、ヌナと
そこから助けてくれたホッキョクギツネの
一人と一匹が主人公であるこのゲームは、
二人でそれぞれを操作して遊ぶことができますし、
ソロで双方を切り替えながら遊ぶこともできます。

Never Alone9.jpg

連係プレイで危機を脱するような場面では
二人プレイの方が楽そうだなと感じましたし、
実際二人で遊んだ方が楽しいのだろうとは思いますが、
一人でもじゅうぶん面白かったです。
ヌナはボーラという武器(数個の石を縄の先につけたもの)とオブジェの移動、
狐は隙間移動に壁駆け上がり、大ジャンプと役割の違いがあるため、
パズル的な頭を使う部分もあります。

Never Alone7.jpg

で、
イヌピアットの老人が語る昔話という体裁のストーリーが
また心に沁みるんですよね・・・
(実際に伝承民話「クヌーサーユカ」がベース)。
そうそう、
背景をしっかり語ることで
リアリティを増すことにも成功しているため、
(パズル的な仕掛けはともかく)
精霊など伝承による存在や
自然の奥深さなどが強く感じられました。
特に白クマの恐ろしさと言ったら。

Never Alone8.jpg

というわけで
ゲームの地位を上げてくれそうなんて言ったら
ちょっと嫌らしいですが、
良い意味で文化的な作品でした。
年末にいいもの遊んだなぁ~。
日本でもこういった作品が出てくれないかしら。
え、ナコルル?妖怪?
うーん・・・

Never Alone1.jpg
(本作はPS4ダウンロード専売ソフトです。1500円)

画像はすべて(c)ユニティ・ゲームズ・ジャパン

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