So-net無料ブログ作成

ゼルダの伝説(石ノ森章太郎/小学館) [書籍]

この漫画は
昭和を代表する漫画家の一人である
石ノ森章太郎が描いたテレビゲームのコミカライズ作品という点で
とても珍しい存在なのですが、
海外ゲーム誌の連載作品であったため
氏の作品の中でも格別知られていないように思います。

という訳で逆輸入となった本コミックは
元が海外向けだけに左開きとなっており、
日本の漫画とは左右の進行が逆になっています。
それ以外にも米国の一般的なコミックス同様
オールカラーであったり
擬音もあちらのものだったりと
国内作品とはひと味違った内容でした。

ジュンの頃から実験的な作品や新たな挑戦を好んできた
作者らしい仕事だと思います。

1.jpg
(表紙。カバーに丸い穴が開いている)
2.jpg
(カバーをはずすとこうなります)

内容は
ゼルダ姫のテレパシーに導かれたリンクが
紋章を集めマスターソードを手にして・・・という話を
石ノ森流に味付けしたものでして、
当時のゲーム誌購読者層にあわせたのか
若干子供向けかなという印象でした。

3.jpg
(002っぽい外見の人も)

4.jpg
(著者あとがき。クリックで字が読める程度に拡大します)

※画像は(c)小学館・石ノ森・任天堂
文中敬称略

blogram投票ボタン
(よろしかったらポチお願いします)
nice!(2)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 2

コメント 8

Kabejima

一番下の写真の「ムコウだけ」って何のことだろう?
・・・と思って拡大してみたら、これって海外向け
コミックの翻訳版だったんですね~。

桜玉吉の描いた『スーパーマリオ』
(著者名がペンネームではなく、本名になっている)
なんてのもあったし、当時は今ほどの人気でも
無かった日本漫画を売り込む手段としてゲームを
題材にしたんでしょうか?農夫っぽいリンクはともかく
白雪姫みたいなゼルダ姫が可愛らしいですね~♪
by Kabejima (2010-06-15 23:18) 

どらお

Kabejimaさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
海の向こうという事なんでしょうね。

日本漫画を送り込んだ目的は
何でしょうかね。
ゲーム制作側のイメージに近い物を
描いてもらいやすかったから・・・とかかしら。
ちなみにゼルダ姫は自分も好みです(笑)
by どらお (2010-06-16 02:27) 

setakemura

この本、我が家の本棚にもありました。
原作の漫画とのあまりのギャップに戸惑いつつも、
結構面白く読んだことを覚えております。
懐かしくなって本棚を探したら、
この本はどこに仕舞ったのか見つからず、
代わりに「ドラゴンクエストへの道」が出てきました。
これも石森氏監修とのことで、
ゲーム関係のお仕事を結構されていたんですね。
by setakemura (2010-06-16 07:44) 

どらお

setakemuraさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
この本、
自分は存在に気付くのがずいぶん遅かったので
setakemuraさんの方が先に読まれてたんだと思います。
仰るとおり、
かな~り石ノ森風味の味付けでしたね。
それでいてきっちり一冊でまとまっており
楽しく読ませてもらいました。
それから
「ドラゴンクエストへの道」は知りませんでしたが
調べてみたところ面白そうな内容ですね。
絵柄といい石ノ森(プロ)のカラーは薄そうですけど(汗)。
あとがきで
「テレビもファミコンもそれほどの差がない」と語っているように、
かなり下に見られていた感のあるあの頃のゲームを
そういう風にとらえていた辺り、
新しい未知な物への(悪い意味での)先入観が無い方だったんだなと
改めて思いました。
by どらお (2010-06-16 16:59) 

湯沢原

読んでみたい!
と思ったんですが、これはもう絶版みたいですね。
微妙なプレミアが付いてるみたいで。

元々の石ノ森作品がそうではあるんですが
色使いが海外作品っぽくていい感じです。
もしかして、カラリストは向こうの人だったり?

この作品に限らず、これだけの大御所が
海外向けとはいえ、ゲームのコミカライズという
どちらかというと格下の仕事を受けるってのは稀ですよね。
今でこそ、それなりの人が描いたりしますが
1993年当時にそれができるってのはすごい。
チャレンジ精神もさることながら
ギネス級に多作な作家だからこそかもしれません。

つくづく昔の漫画家さんはバイタリティ溢れる人が多いですね。
by 湯沢原 (2010-06-28 19:12) 

どらお

湯沢原さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
お話自体は一巻完結ゆえに少々強引なところもあって
名作の域には届いておりませんが、
いろんな意味で貴重な作品だと思います。
彩色は見た感じ石森プロの自前という感じですが
どうなんでしょうね。
それから
大御所がゲームの漫画云々というのは仰るとおりだと思います。
キャラクターを手がけた鳥山氏ですらドラクエの漫画は無いですし。
というか漫画家がキャラクターを担当したゲームは多いですけど
コミカライズも担当というのは稀ですね。

氏が多作だったおかげでいろいろな作品を楽しませてもらいましたが
それゆえ寿命を縮めてしまったのかとも思うと
ちょっと切ないです。
by どらお (2010-06-28 21:15) 

setakemura

本棚の奥から見つけ出しまして、再読しました。
闇の世界でリンクが狼になるなど、
SFC版しか出ていなかった当時から、
Wiiのトワイライトにもしっかり設定がつながっているあたり
すごいなと、思いました。
この漫画、うろ覚えなんですが、
米国の任天堂が定期的に発行していた冊子に
連載されていたと、どこかで聞いたように記憶しています。
あちらの国では、
ゲームに行き詰った子のための電話相談窓口を
任天堂自らが開いていたりもして、
うらやましく思ったことも、同時に思い出しました。
by setakemura (2010-06-29 17:49) 

どらお

setakemuraさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
見つかって何よりでした♪
自分はゼルダシリーズで
(買っておいて)ちゃんと遊んでないものがあるため
よく分かっていなかったのですが、
そんなつながりもあったんですね。
任天堂が作っていた設定を下敷きに描いたのか
それともこの漫画を尊重して後のシリーズに活かしたのか
はたまたたまたまなのか・・・気になるところです。
ところで冊子の件は
NINTENDO POWERというゲーム誌に連載していたみたいですね。
それに関しては
興味深い記事を見つけたのでご覧下さいませ。
http://blog.goo.ne.jp/goo20030407/e/08eb926379087613519b6126f3e285cb
電話窓口はファミコン時代だと
日本でも親切なところが多かったようなのですが、
PS時代に某ダムキャラゲーのフリーズについて聞いてみたら
不良品じゃないという主張ばかりでげんなりしたのを
ふと思い出しました(汗)。
by どらお (2010-06-30 09:45) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。